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 サークル麦茶房の黒豆麦茶(史汐鹿)です。
 コロナ禍になって2年強、感染に対する警戒感は保ちつつ、それでも行動制限においては徐々に緩和され始めている情勢の中、2022年5月22日の関西コミティア64と同年5月28日の野郎フェス2022に参加してきました。

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関西コミティア64 2022年5月22日(日)
 前回1月開催の関コミ63の時は、体調不良で黒豆麦茶本人は不参加でした。隣接サークルだった一和に当日のスペース運営を託したものの、宅配業者の手違いで当日午前の時点で搬入予定の荷物が東京にあることが判明するという、何ともやるせない、何だったら逆に忘れられないイベントになりました。
 今回は体調万全、搬入チャレンジも成功でした。そもそも宅配搬入の段取りが東京を経由しない形になってたので、万が一があっても何とかなるだろうという一定の安心感もありましたね。これは前回の私の一件があってのことだったんだろうか…。

 サークル参加・一般参加両方において、人出はコロナ禍前に比べ7割ほど戻ってきた印象でした。三密回避の関係からサークルスペースや通路の幅を広く取るのは今後もまだ続きそうなので、「完全に戻った」と言えるようになるにはまだまだ時間を要しそうです。それでも、コロナ禍中になってからは一般参加者の少なさから多くのサークルが早期撤収するのが通例のようになってましたが、そういったこともなく最後まで皆さんまったりとイベントを楽しんでいたように感じました。閉会宣言時の拍手のまばらさに胸が痛むことも、少しずつ無くなってきましたね。
 前回の本人不参加&宅配搬入ミスのことがあまりに印象的だったのか、お越しいただいた数名の方から「今回ようやく買えて/お会いできて嬉しいです」的なことを言っていただきました。私も感無量でした。

 余談ですが、会うのが約2年ぶりの友達も来ました。マスクに帽子姿で、かつ2年間で風貌が随分変わっていたのもあって、「久しぶり」と言ってくれたこの方が誰なのか気づけず…。今後即売会中の黒豆麦茶は、顔と名前を一致させるだけの演算能力は無いものとご認識願います!


野郎フェス2022 2022年5月28日(土)
 2019年開催以来、(オンライン開催はあったものの)オフラインでは久々の開催となった野郎フェス。
 これまでと違い、入場チケットが事前購入制となり入場人数に上限が設けられました。それによりイベント運営はもちろん、サークル参加者としての気の持ちようや会場全体の雰囲気まで明確な変化を感じました。

 一定時間に一定人数が入場してくることで会場内のトータル人数をコントロールする「規制入場」の形態を採っていたのですが、その効果を一番感じたのは一般参加者さんのお買い物列形成です。開会直後、人気サークルさんの所は一気に長い列が出来るのが恒例の景色だったのですが、今回は長くても10人前後、それもすぐ解消されていた印象でした。それに伴って目立った喧騒や列整理における混乱も特に見受けられませんでした。
 もちろん一般参加者さん的には整理番号が後ろになればなるほど「売り切れてるんじゃないか」とソワソワされていた一方で、早い時間からイベント会場に来て、暑さの中長時間待つといった事もなかったそうで。お買い物の心配を度外視すれば、これはこれで快適な入場形態だったのかもしれませんね。今回、サークル麦茶房としてはどの作品も売り切れなかったので大丈夫でしたが、今後もこういった入場形態が採用されることがあるなら、サークル参加側としては専用アプリの導入も含め、取り置きについて検討してみてもいいのかもしれません。

 サークルスペース運営的にも今回はかなり新鮮でした。というのも、開場から閉場まで断続的に一般参加者さんが来られるので、今までのような「一気に来られる人の対応をする前半、暇になって他サークルさんとコミュニケーションする後半」といったリズムにならなかったのです。程よくやることがあり、程よく休憩を挟める。開会から閉会までほぼ一定のリズムが続いたことで、落ち着いて頒布が行えたのは個人的にすごくありがたかったです。ただ今回麦茶房としてはスケブやサインを予めお断りしていたので大きな影響は無かったものの、入場者入れ替え制である以上、スケブのような「後で取りに来てください」方式をなかなか採りづらい部分もあったのではないかなと感じました。

 なにはともあれ久々の野郎フェス開催のおかげで、今までなかなかお会いする機会が無かった人にもようやくご挨拶や日頃のお礼が出来て良かったなと思いました。本当に日本各地から多くの人が集まるイベントですね。とあるお方に対してはとんでもなく限界民になってしまい…お恥ずかしい限りでした。滅多にないんですけどね…。


まとめ
 コロナ禍以前に戻った訳では決してありませんが、それでも即売会の賑わい、人と交流する楽しさ、そして何より作品を直接お届けできる喜びを、またこうして力一杯感じられるようになってきたのが、今心から嬉しいなと感じる1週間でした。

 次は秋の即売会に出る予定です。
・2022年9月19日(月・祝)  関西コミティア65
・2022年10月29日(土) 野郎フェス2022-autumn-

 関西コミティアは地元開催ですので、本業が忙しくても参加する所存です。また野郎フェスも今年は2回開催となるので是非とも出たいなと思っています。
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 そして今回、両方のイベントで隣接してたサークル「すいた小腹にちょうどいい」のイチさんの新刊頒布を見ていて、「やっぱり新刊が出したい!!」と思う麦茶でした。今回無料配布ペーパーを受け取られた方は何となくお察しいただけているかと思いますが、「9月のソレイユ」の続編をちびちびと執筆中です。秋に出せたらいいな…せっかく次のイベントは9月開催ですしね。

 それではまた次のイベントで!



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